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花粉症に対する小青竜湯と桂麻各半湯の効果の比較 漢方専門医認定機関、日本東洋医学会 | 構造化抄録・論文リスト

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漢方治療エビデンスレポート

日本東洋医学会EBM委員会エビデンスレポート/診療ガイドライン タスクフォース

10.

呼吸器系の疾患

(

インフルエンザ、鼻炎を含む

)

文献

森壽生, 倉田文秋, 嶋崎譲, ほか. 春季アレルギー性鼻炎 (花粉症) に対する小青竜湯と桂

麻各半湯 (桂枝湯合麻黄湯) の効果-両剤の効果の比較-. Therapeutic Research 1999; 20: 2941-7.MOL, MOL-Lib

1.目的

花粉症に対する小青竜湯と桂麻各半湯の効果の比較

2. 研究デザイン

準ランダム化比較試験 (quasi-RCT)

3. セッティング

1999年1月25日から1999年4月10日 1病院、3内科医院

4. 参加者

花粉症患者 88

5. 介入

Arm 1: ツムラ小青竜湯9.0g 3×2週間 32名 Arm 2: 桂麻各半湯 (ツムラ桂枝湯4.0+ツムラ麻黄湯4.0) 8.0g 3×2週間 33名

6. 主なアウトカム評価項目

症状別改善度、および全般改善度

7. 主な結果

くしゃみに対してArm 1は68.8%、Arm 2は66.7%、

鼻汁に対してArm 1 は56.3%、Arm 2は63.6%、

鼻閉に対してArm 1 は40.6%、Arm 2は30.3%、

眼周囲掻痒感に対してArm 1 は46.9%、Arm 2は54.5%有効であり、

いずれの症状の改善度についても有意差はなかった。

全般的改善度は中等度以上の改善を示したものは、Arm 1 は62.5%、Arm 2は60.6%と

両薬剤の有効性に有意差はなかった。

8. 結論

春期花粉症に対し桂麻各半湯は小青竜湯と同等の有効性を示す。

9. 漢方的考察

なし

10. 論文中の安全性評価

小青竜湯投与群で口渇2名、胃部膨満感 1名、胃部不快感を訴えて中止1名あり、桂

麻各半湯投与群では口渇1名、吐気を訴えて中止1名があった。

11. Abstractorのコメント

1999年時点では花粉症に対する漢方薬の効果に対する明確な EBMはない。この論文

は比較検討が他の漢方製剤であり、今後Placebo等での比較検討が望まれる。

12. Abstractor and date

藤澤道夫 2007.6.15, 2008.4.1, 2010.6.1

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